ローカルハンター ヒロ

全国を旅しながら農業や田舎の情報発信をしていきます。

全国農家さんのとこに行っちゃう?日記 115日目

ども。

 

遂に2月。今年度もいよいよ終わりに近づいてきましたね。

 

年度末のタスク処理で忙しい毎日だと思いますが、寒いのでくれぐれもお体にはお気をつけください。

 

ちなみに僕の好きな食べ物はドロドロのおかゆです⇦

 

 

 

さて!ついに!今日から!

 

始まりました、島のジャム屋さんで初出勤!

 

インターン日程が決まってからというもの、何回ここの名前がブログに出てきたでしょうか。

 

んん〜、ワクワクしすぎて胸がコサックダンスしてます!!コサック、コサック!

 

朝、朝礼の際に軽く挨拶をさせていただき、早速業務へ。

 

今日は「クラフト」という作業で、いわゆるジャム作りですね。

 

その下準備ということで、果実の下処理をしました。

 

 

 

(誰にも言わないでくださいよ。それがですね、あんまり大きな声では言えないのですが、写真をね、うん。忘れました、ごめんなさい!!!)

 

 

 

ということで、ジャム屋さんの看板とできた写真を。(なんでそうなる)

 

 

 

 

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シンプルに美味しそう。

 

工房に立ち込める柑橘の香りは終始リラックスさせてくれます。(当方、鼻が大変詰まっておりますが、その鼻水という大きな壁をぶち破って来られています。)

 

デコポン伊予柑、ブラッドオレンジ、カボスの柑橘攻めでした。

 

 

 

これら全てを「手作り」で仕立てています。

 

1日切るだけの作業をしましたが、はっきり言います。

 

 

 

腕、腰、撃沈丸。

 

 

 

今すでにタイピングしている腕はプルプル震えています。

 

 

 

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ちなみにで恐縮なんですけど、こんな綺麗な景色の見える一軒家からお送りしています。(関係ない)

 

 

 

とまあ、率直に思ったのは、簡単に「六次化で地域活性化をしよう!」と安易に言わないようにしようと思いました。

 

もちろん、これはするな!とか、無理だよ!とかそういった文脈じゃありませんよ。

 

次なる六次化市場と消費流通に「デザイン」がどんどん出てくるようになると僕は思っています。

 

年末に賑わせた流行語大賞での「インスタ映え」から見て取れるように、目に見える美しさはもちろんのこと、「作り手のパッションやストーリー」をどれだけその作ったものに「デザイン」できるか、が消費者の購買選択に大きく関わってくる要因の1つになる。 

 

まさに商品ではなく、「作品」になるんじゃないすかね。

 

この「目には見えないもの」を具現化するのはすごく難しい。「思い」を言葉にするのですら難しいのですから。

 

ハンドメイドでしたらいいんだよ、という声もありますが、そのためには従業員の方が必要ですし、その方達に労働の対価として適切な賃金を支払うためには利益拡大をしなければならないし、彼らのモチベーションをどう維持していくかも考えなければならない。後手後手になってしまっては未来は望めないですからね。そうしていくうちにビジネスに傾倒してしまい、本来の「自分の思い」が薄れて行く、なんてことも・・・。

 

ビジネス視点で鋭く考えなければならないし、逆に本来の「思い」が薄まってしまえば、それはただの「商品」になってしまう。

 

この絶妙な塩梅が難しいんですよねぇ・・・。

 

てことで、「手作りで自分の心を込めて作った美味しい作物を作品にする」ことが僕の将来やることリストに追加されました。

 

果たして何年後になるのやら・・・。

 

そのために、まずはここでしっかり覚悟と知識を養いながら、たくさんの学びに昇華させていきます。

 

 

 

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オシャレでしょ?

 

 

 

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こんな感じで季節によって異なる果物を使いながら作っています。

 

現場でひしひしとその「思い」を感じています。

 

では。