ローカルハンター ヒロ

全国を旅しながら農業や田舎の情報発信をしていきます。

祝1周年

もうすぐ母親と立ち上げたそろばん教室が1周年を迎える。

 

と言っても僕はこのように旅に出ているので、LINEで相談に乗ったり、広告などを制作するなど遠隔で微力ながらも関わらせてもらってる。今は母親ありき、といった感じだ。帰ってから深くコミットしたいことの1つである。

 

 

 

1周年ー。

 

 

 

1年前、「まあ、1年で一人入塾してくれればいいよね〜。」なんて冗談交じりに言っていたのを思い出す。新参者であるし、信頼のない教育機関であるので特段謙遜している訳ではなく、現実を見据えてのことであった。

 

そんなかんだで幼稚園生に始まり、おばあちゃんといった具合に10人以上がそろばんを弾く教室になった。

 

が、一難去ってまた一難。

 

 

 

教室に入ってきた途端、話が止まらずなかなか進まない子。

友達と遊ぶのに夢中で、1週間以上も塾をすっぽかした子。

なかなかやり方を覚えられず苦戦する子。

 

 

 

一人一人が違った欠点を抱えているのである。母は頭を悩ませ僕に相談してくるが、当然僕も教育の学を取っているわけでも経験もないわけので頭を悩ませる。

 

 

 

いっそ授業1時間を短縮して30分にし、短く集中してやろう。

なかなか覚えられな内なら、僕たちがつきっきりで教えよう。

毎日目標カードを書いてもらって、何をするべきなのかを考えてもらおう。

 

 

 

やりようは無限にあるのだ。彼らと対話して、どうやったら一番学びを得られるのか考えていこう。そんな感じでゆるくやっている。

 

 

 

彼らの欠点は絶対に「できない」になってはならない、と教えていて思う。

 

 

 

できていないとすれば、僕たちの指導が不適切であるという事実が存在しているだけだ。諦めすらある。彼らが彼らにあったやりかたで「できる」ようになる環境を創っていきたいと思う。

 

 

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<拡散と支援のお願い>

 

先ほどもご報告の内容を投稿いたしましたが、この度、今後の活動につながる今回の旅の資金援助を募るクラウドファンディングを立ち上げました。この旅は現場での経験を積むことが主要な目的となっておりますが、それだけに留まらせないと思っています。旅で得た経験や知見を元に地元愛媛、大きくは日本農業の抱える問題緩和、解決に尽力していくことへの長期的な投資でもあります。

旅が始まって間もない頃、最初に出会った農家さんにこう言われました。

 

「お前には覚悟があるのか。」

 

正直、僕はまだ大学を卒業して農業に関わっていくということに対して腹の底からの覚悟がまだできていません。この短期間で腹をくくれる程度の覚悟は「覚悟」じゃないと思っているからです。
このプロジェクト自分が覚悟を決める大事なプロセスの1つであると僕は捉えています。そして現場での生きた声を聴きながら、土に触れながらゆっくりと覚悟を決めて行きます。
まだまだ未熟ではありますがこんな僕にご支援、ご協力をいただけると幸いです。
何卒今後も「百姓・白方大海」をよろしくお願いいたします。

 

 

https://camp-fire.jp/projects/view/66227