クラウドファンディング終了のご報告と御礼

先日公開したクラウドファンディングもつい先日、終了しました。結果から言いますと、無事に目標に到達いたしました。この1ヶ月間拡散、そしてご支援してくださった皆様には厚く御礼を申し上げます、ありがとうございました。

さて、最近巷では次の時代、いや今がまさに「信用評価経済」なんて言われています。ざっくり説明すると、今まで数値化しにくかった「信用」というものをお金に換金できるよ、というわけです。その人が今までに残してきた実績や人となりを「お金」という客観的な数値で表すことができる、ということです。このクラウドファンディングなんかがまさに際たる例で、人に共感を与えたり、今までその人が積み上げてきた信用に対して支援者の応援したい気持ちが集積したものが「お金」になっているわけです。

しかし、今回僕はクラウドファンディングを達成したものの、例外であると思っています。なぜなら、僕には実績もないし、これから形にしているものがはっきりとしていないからです。クラウドファンディングでは、何かプロダクトを作ります、だとか、何かイベントを開催します、といった場合によく使われます。しかし、僕は「地元愛媛での農業活性化をより効果的にするために今の旅を充実させるための旅費をいただきたい」という漠然極まりない内容です。信用に対して、というよりもこれからへの期待、というわけなのです。

だからこそ、これからの旅でより一層充実した学びを自分から得に行かなければならないし、何より終わった後のアクションに大きな価値を実装しなければなりません。いわば、「愛媛の農業をもっと活性化させていく」という宣言のようなものです。

それがやりがいでもあり、自分への発破にもなるわけです。こんな自分に期待してくださった皆さんに直接は御礼を返しきれないかもしれませんが、次世代にバトンをしっかり繋げるようにこれからも東奔西走して参ります。