ローカルハンター ヒロ

全国を旅しながら農業や田舎の情報発信をしていきます。

全国農家さんのとこに行っちゃう?日記 199日

ども。

 

朝日が気持ちよく、やや寒冷な空気が身に染みる。そんな午前6時。

 

 

 

最高の朝だぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!

 

 

 

朝起きて窓の外を眺めると、一面に広がる山々と畑に心が落ち着かされる。各地域でこんな朝をたくさん迎えて来たが、どこも似て非なる風景であり全くをもって飽きさせない。

 

朝ごはんをいただいた後、早速育苗中のハウスへ。

 

 

 

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所狭しに並べられている白菜たちの輝きたるや。あんた、今一番輝いているよ・・・。もう時期定植になるまで育っています。

 

 

 

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この葉が弾く水の美しさよ・・・。もうすでに芸術品、ここは美術館かなんかでしょうか。

 

それからと言うもの、播種をするのですが、ご覧ください。

 

 

 

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この何の変哲もないトレー。穴の多さに驚かされますが・・・。これに種を蒔いて行くのですが

 

 

 

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なんだなんだなんだ!!!!!

 

 

 

突起物があちこちについたプラスチック板が登場しました。もしや・・・

 

 

 

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あー、やった!これはやってしまった!!!(大声)

 

これはすごい・・・。少品種大量生産をする農家さんにとってこれはありがたい。今まで手で穴を開けて種を蒔いてたのが一発で全部穴を開け、そして種を蒔くのも一回板をスライドさせるだけで全部の穴に種を落とすことができます。イノベーションっすね。ただ、多品種少量生産で作物によって種の大きさや蒔き方に違いが現れる場合には厳しいかもしれませんし、第一これを使える種は限定されているので注意が必要です。

 

それにしても、農業界隈での利便性の向上の加速度は本当にすごい。一昔前まで「3K(きつい・汚い・かっこ悪い)」と揶揄された時代から徐々に進化をしています。ドローンやAI、自動運転システムなどにより、今後もますます農業の作業効率は上がっていくでしょう、ドローンでは広大な耕作地(特に柑橘類など上下左右に起伏が付いている畑)の様子をドローンを通して登ることなく確認できたり(マジで毎度毎度登るのは大変!)、販売営業に畑の動画を録画してアピールするのにも使えますよね。AIで気候変動の予測レベルを向上させたり、気温、地温の変化を学習させ、自動で適量水やりをしてくれるシステムだってもう世には出ている。はたけにでるじかんがあっとうてきにみじかくなるじだいがもうそこには来ています。

 

だからこそ畑に出る価値を見出さないといけないし、より質の高い作物を上手に誰でも作れるようになるのだから販促の方にも今まで以上に力を入れなければならない。まさに王業界における大航海時代がうねりを上げてやって来るのも時間の問題ですね。めっちゃ楽しみです。

 

では。