ローカルハンター ヒロ

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スペイン旅行記~交通編~

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朝日がめちゃくちゃ綺麗。飛行機あるあるですが、毎回撮ってしまうんですよね〜。

 

特に長い時間のフライトとなると人里が恋しくなると言いますか、着陸寸前に旋回する際見えるくる目的地の街並みは感極まるの極み乙女です。

 

はい。

 

さてさて、オテンバな僕たちのスペイン旅行は都市間を縦横無尽に走り回るというスケジュールだったので、必然的に交通機関の使用回数も多くなりました。使用した交通機関は、

 

  • バス
  • 地下鉄
  • 長距離列車
  • 飛行機

 

の4つです。下記で詳細をまとめていきます。

 

1.バス

今回は2種類のバスを使用しました。

 

一つ目は、市内循環バス。市内を回るバスはビルバオ市内でしか乗らなかったのですが、やたらめったらデカいバスがあったり、二階建てバスがあったり、色々なタイプの車体があって面白かったです。

 

バルセロナの二階建てバスの車内には十か国語に翻訳されているアナウンスが各席ごとに聞けるらしいのです・・・。写真はトレドの観光遊覧バスのモノですが、イメージはこんな感じでしょう。

 

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乗り方

  1. 停車駅をGooglemapで予め把握しておく。            f:id:local-hunter-hiro:20191004223539p:image  
  2. バスに乗り、運転手へ行き先を告げる。
  3. 料金を伝えられるので、その金額を渡す。
  4. 希望のバス停に着くと、そのまま降りてOK。 

 

<注意点>

  • 英語や現地の言語に不安があれば、Googlemapの画面を見せたのでも大丈夫。
  • 大きい金額の札を持っていたら断られることもあるそう。硬貨を持っておくことをお勧めします。(上記の写真の区間だと、約2€ほどかかりました。そんなに高くない印象。)
  • 乗るときは前方の入り口から乗るべし。日本みたく、中央のドアからは入れません。

 

二つ目は、長距離移動バス。これはサンセバスチャン→ビルバオで使用しました。なんでも、この区間ALSAとPESAという2つのバス会社が運行しているみたい。2社の違いは金額ぐらいでしょうか。ALSA社の約7€に対し、PESA社は約17€するみたいです。

 

コスパ重視、バスのスペックフル無視の僕たちは、有無を言わさずALSA社のバスに乗りました。

 

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乗り方

  1. バス会社の公式サイトで事前予約。
  2. バスターミナルの電光掲示板にて、乗り場が表示される。
  3. 運転手に名前と席番を告げ、指定席へGO。

 

<注意点>

  • 当日、バスターミナルの窓口で乗車券を購入できるようです。
  • 時間通りにバスが来ないこともあるそう。電光掲示板に乗り口が表示されるのも3分前だったので、すごく不安になりました。(笑)乗り方は言語が変わっただけで、日本の高速バスと大差はありませんでした。
  • USBポートがあったのですが、ほとんど充電できませんでした。一時間半ほどの旅路なので、格安ということで機能面はあまり期待しない方がいいかも。

 

予約サイト:ALSA→https://www.alsa.com/en/web/bus/home

      PESA→https://www.pesa.net/pesa/es/inicio

 

 

2.地下鉄

 こちらの地下鉄も日本と同じで、かなりの近さで駅が乱立していたり、路線が入り組んでいるのでやたらめったら下に降りさせられたりします。しかもエスカレーターの速さが尋常じゃなく速い。よそ見して乗ると、危うくこけそうになりました。

 

またヨーロッパの地下鉄と言うと、「治安は大丈夫なの?」とよく耳にしますが、果たして本当なのでしょうか。

 

実際に乗ってみて、路線や時間帯、乗車/降車駅によってプラットフォームの雰囲気や利用者層の違いに差異がある事に気づかされます。

 

例えば、観光地付近の駅だとご当地グッズ(?)を売るべく大きな袋を抱えた集団がたくさんいた一方で、空港へ直行する駅ではスーツケースを抱えたお客が大半を占めていました。雰囲気も前者は少し薄暗く、男二人で行っても少し怖さを感じましたが、後者は飛び出し防止の自動扉がついていたり、建物自体の新しさを感じたりしました。

 

ただやはりどちらを活用するにしても、遅い時間帯や混雑する時間帯は地下鉄を利用することは避けた方がいいかと思います。

 

バルセロナで満員電車を経験したのですが(日本と本当に同じぐらいギュウギュウ詰め)、サブポーチを半分あけられてしまい、危うく中身を盗られそうになりました。(体の前にかけていたのと旅行最終日で気が抜けていたのも相俟ってですが)夜は単純に薄暗いので、マジで怖いっす。

 

乗り方は日本と同様、改札口でチケットを購入してから改札を抜けて乗車します。券売機では、行き先を選択して必要金額が表示されるため、多く支払いすぎてしまったとかいう海外のお約束は発生しにくいかと思われます。

 

先月タイで乗車券を購入する際、窓口で口頭で伝えるタイプだったのですが、6人それぞれ購入した金額が違った(笑)、なんてこともありました。

 

補足ですが、バルセロナは①交通機関乗り放題 ②各観光施設入館料無料/割引 をしてくれる「バルセロナカード」なるものが存在しているそうです。

 

僕は最終日にその存在を知ったので購入しませんでしたが、コスパはかなりいいし、節約すべく歩きに歩きまくるはめにもならなくて済むので、数日バルセロナで過ごすのであればご購入をお勧めします。web購入だと割引を受けられます。

 

バルセロナエクスプレスカード(2日券)web購入サイト:https://bcnshop.barcelonaturisme.com/shopv3/en/product/23204/barcelona-card-express.html

バルセロナカードweb購入サイト:https://bcnshop.barcelonaturisme.com/shopv3/en/product/1/barcelona-card.html

 

 

3.長距離電車

スペインは各都市間を電車でも行き来できます。

 

今回はマドリード↔︎トレド、マドリード→サンセバスチャンの二区間を利用しました。

 

マドリード→サンセバスチャン区間は事前予約をし、e-ticketを発券していたのでプラットフォームで待つだけでした。

 

乗り場の番号が15分ほど前に電光掲示板にて表示されるので、そこへ向かい、チケットを見せて荷物検査を済ませると乗車できます。なお指定席なので、チケットに書かれてある席に座ります。

 

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*1
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 *2

 

席はゆったりしていて、乗り心地も悪くありません。これに関しては、飛行機よりもGOODです。

 

マドリード↔トレド区間は事前予約をしていなかったので窓口で購入しなければならなかったのですが、これがもう大変。出発20分前に窓口へ行くと長蛇の列。内心大焦りで列が進むのを待っていたのですが、これがまた全然進まない・・・。

 

すると窓口のお兄さんが、「トレド行くやつこっちにこい!」と声をかけてくれました。僕たちの並んでいたのは、まさかの違う行き先だったのですね(笑)。そして往復チケットを購入し、急いで乗り口へ。ギリギリで電車へ乗り込み、いざトレドへ。

 

今回は間一髪で幸運が舞い降りてきたので良かったのですが、毎度こうなるとは分からないので、事前に予約していくことを強くおススメします。(てか、他の観光客はそうしてるよな・・・)また片道チケットだけの購入となると高くなってしまうので、往復する予定の場合は往復チケットでの購入をした方が賢明かもしれません。

 

事前予約は「レイルヨーロッパ」というサイトで、スペインのみならずヨーロッパ各地で運行する電車の予約を済ませることが出来ます。昨年はロンドン↔パリ間の電車もこちらから予約しました。日本語翻訳もついていますし、予約するのに困ることはあまりないかと思います。

 

車内では飲食物の販売もされているので、そこでお酒とおつまみを買い、車窓から異国の風景を眺めて思索にふけるのは最高です。

 

レイルヨーロッパ公式サイト:https://www.raileurope-japan.com/train-tickets/train-tickets/

 

 

4.飛行機

もっとも楽な移動はなんといっても飛行機です。所要時間が短いですからね。

 

電車だと乗り心地は良いのですが、マドリード→サンセバスチャンで5時間強かかりました。まあここは財布と時間との要相談かと思います。

 

予約する際に僕がぜひおススメしたいのは、Googleトラベル」です。

 

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*3

 

利点としては、

 

  • その区間の最安値を簡単に一覧できる
  • 意中のものがあればすぐにキャリアの公式サイトへアクセスできる
  • もちろん飛行機だけでなく鉄道も表示される
  • 行く先々の観光スポットの閲覧やホテルの予約も完結できる

 

などなど挙げればキリがありません。トラベルコやスカイスキャナーも活用しますが、何より検索完了までの時間が短いので、ストレスなくリサーチできるのが僕にとっての最大の利点と言えます。

 

使い方

  1. Googleトラベルにて希望日時/場所を入力
  2. 最安値が表示される
  3. 各キャリアの公式ホームページの予約サイトへ移動し、予約。(日本語対応あり)
  4. e‐Ticketが発行されるので、予約番号を控えておく。

 

<注意点>

 

  • 現地にて予約番号とパスポート、決済を行なったクレジットカードの提示を求められるので、お忘れなきよう。
  • 基本英語で会話は成立しますが、最初の挨拶ぐらいは現地の言葉でした方が良いと思います。
  • LCCキャリアの利用はトラブルが多いようなので、規約を読んでおくか大手キャリアの便を予約することを推奨します。
  • バルセロナ空港で空港泊を敢行し、日本への帰国の旅路へついたわけですが、結構同じ考えを持っている観光客は多かったです。とはいえ100%安全なわけではないですし、クーラーが効きすぎて寒かったり、快適に寝れるわけがないので不安な人はホテルを予約しておきましょう。

 

Googleトラベル:https://www.google.com/flights?hl=ja#flt=/m/0gp6sg..2019-10-20*./m/0gp6sg.2019-10-24;c:JPY;e:1;ls:1w;sd:0;t:h

 

とまあ、移動編はこんな感じでしょう。過不足は随時更新することとします。

 

では、次回は<食事編>でお会いしましょう。

 

では。

*1:こんな感じで電光掲示板に表示されます

*2:チケットを見せてから手荷物検査です。乗り場案内が表示されるとすぐに長い列ができます

*3:こんな感じ。行きたい場所と日時を入力するだけ!