折らず朽ちさせず
ども。
突然なのですが、
今日、寒すぎません?
職場から社宅まで約1キロしかないので、買い物を終えて手袋はいいやー、とチャリにまたがり坂を登っていたんですけど、シンプルに寒すぎて指が壊死するかと思いました。
なんせ、両手に重たいスーパーの袋とハンドルを握っているに加え、この寒さですからマジで指もげるかと思った・・・。
皆さまもお体にお気をつけて。あと少しで夏もきますので・・・。(ちなみに俺はもう夏。)
今日からついにブティックに立たせていただくことになりました。
ブティックとは、ジャム直営店での接客ですね。
瀬戸内ジャムズガーデンには建物が2棟あり、1つがカフェ、もう1つがこのジャム直営店となっています。
カフェでジャムを使用した料理を堪能した後、ジャム直営店でイマジを掻き立てながらジャムを選ぶ一時は、もうね、まっことたまらん。
うん、とりあえず来て?(n回目)
そして今日、自分たちの価値あるものと信じたものを売るのは予想以上に難しい、ということにぶち当たりました。
自分の価値基準と隣にいる彼・彼女の購買価値基準は違いますよね。
オーガニックで体の良いものを買いたい人、あの人が作っているから買いたいという人、とにかく安ければそれで良しという人・・・。
どの価値基準に善悪はなく、そして限りなく無数に存在している。
しかし、自分たちのこだわりを他者に合わせていたのでは自分色は淡くなりますから、相手を引き寄せてくる、という手段を取るしかない。
その価値観のすり合わせをどのようにしていくのか。
熱意ある説明をするのか、パッケージや陳列棚のデザインで視覚的に呼び込むのか、ストーリーを商品に乗せて表現するのか・・・。
おそらく上記のポイントはすべからく必要になってくるでしょう。
そのような中、特に6次産業化においては、「価格」が非常にネックになってくる。
加工品はコストが非常にかかります。材料費、設備投資費、機械設備費、人件費・・・。薄利多売によって利益を上げ続けなければ、地域雇用といった地域貢献どころか持続的な企業経営もままならないでしょう。
加えて、消費者の現状として、価格で商品を選ぶ傾向が強いということも見逃せません。
本当に価値ある1000円のジャムと大量生産されている市販の200円のジャムが同列で並んでいる場合、後者を選ぶ人の方が多いでしょう。前者が多ければ地域農業はここまで衰退してません。
持続的かつ地域活性化を目指した6次産業化における価格設定は市場を見渡す限り高い傾向があると思う。
だからこそその価格に見合う価値に共感してもらえるためにはどうしたらいいのだろうか、ととても悩まされます。
どう歩みよってもらうか。
これからのインターンシップで考える課題の1つがまた見つかりました。現場で思考し続けます。
では。