全国農家さんのとこに行っちゃう?日記 271日目
ども。
プリンにはカラメルが欠かせない派の白方です。もはやカラメルなしのプリンは夏休みのない夏のようなものであると認識しております。
さて、3日間青森の農家さんの元へお邪魔しておりました。
そうなんです・・・。
リンゴ!
りんご!
🍎🍏!!!
久方ぶりの果樹で少々取り乱してしました。
さて気を取り直して。そうです、りんご農家さんの圃場に滞在していました。
今は摘果の時期ということもあり、りんごにはまだ色が付き切ってはいないですが、この見ただけで伝わってくる果実の生命力に終始見とれていました。美しい。
今回の摘果では主に2点の注意の元に作業をしました。
①小さい果実を取り除く
この時点で小さい果実ははねて、より大きい果実に栄養を注ぎ込みます。だいたい果実の感覚が拳一個分になるように空け、生長のスペースを残すことにも繋げます。
②病気のりんごの除去
病気の感染の拡大を防ぐべく、感染しているりんごを除去していきます。特に「黒星病」という、果実に黒い模様がついているものをはねていきます。この病気がなかなか厄介で、最悪木を伐採することもあるそうです。果実の実がなるまでのリードタイムは長いですから、苦渋の決断です。
果樹は野菜と比較して、植えてから実がなり始めるまでに多くの時間を要しますし、なかなかデリケートな管理を求めてきます。機械も当分入らないでしょうし、今後引き続き人間の手によって栽培されていくでしょう。
また「完璧」の二文字が存在しない領域です。病気や害虫の発生、味の劣化や伸び悩みなど悩みはつきません。しかし、それは裏を返せば常に農家に思考を求めるということです。何故それが発生しているのか、どうしたらその問題を解決することができるのか・・・。これこそが果樹農家を引き寄せる最大の魅力なのかもしれません。少なくとも僕はそう捉えています。
ほら、樹齢100年のりんごの木が僕を呼んでいるではありませんか。
では。