ローカルハンター ヒロ

全国を旅しながら農業や田舎の情報発信をしていきます。

「知る」ことに歯止めをかけない。

今、あなたは何を勉強していますか?

 

 

 

これからはテックの時代だからプログラミングを勉強しよう。

グローバル化の時代だから、とりあえず英語は必須だな。

公務員になるから、なんとなくだけど経済学が出るから押さえておかなきゃ。

 

などなど、立場によって半無限に勉強する内容は存在しているでしょう。僕自身も産業マネジメント学科(いわゆる経済・経営についてですね。)の大学生であるが故に、それらを履修していますし加えて農業についても幅広く学んでいるつもりです。

 

それをなぜ勉強しているのですか?

時代が、社会が、就職したい企業が求めているから?

ただなんとなく?

 

様々な内なる思いが存在していることでしょう。話はそれますが、僕の幼少期の話をしましょう。

 

 

 

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僕が小学生だった時の頃。僕の家の家庭構成は比較的珍しく、僕の家族、おばあちゃん夫婦、ひいおばあちゃん夫婦の三世帯がそれぞれ1つずつ前と隣に家を構えていました。当然ながら物心つく前から、両親を始め、おばあちゃん、ひいおばあちゃん達に囲まれながらここまで育ててもらえました。

その中でも、おばあちゃんは辞典かと言わんばかりにたくさんの知識を持っており、特に歴史の話はとても面白く、車で出かける時はいつもこれについて盛り上がっていました。

それをきっかけに、たくさんの歴史の本を読みあさりました。戦国武将、幕末といったメジャーなものに始まり、呂氏春秋ケルト神話など世界中の歴史書にも手を出しました。もちろん、歴史は人類史だけじゃないので、恐竜や宇宙など幅広く知識を蓄えていきました。地元の図書館は僕にとって楽園であり、ワクワクの宝庫でした。

当時は毎日が新しい知識に出会うことができ、そのロマンに胸の衝動が収まらなかったです。

 

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いつからだろうか。将来これらの知識が必要ないと悟り、触れなくなったのか。

いつからだろうか。社会が求めているからといって受動的な学びになっていたのは。

 

あなたが今勉強していることは、あなたが本当に学びたいという切なる欲望によるものですか?四六時中頭から離れず、勉強することにワクワクすることができていますか?

 

確かに、今の時代プログラミングも英語も大事なスキルですので習得することは必要かもしれません。しかし、社会と言う大義の元で勉強することは受動的なもの、つまりそれは勉強ではないと僕は思います。その勉強するプロセスに苦痛を感じているうちは、ただの「脳の奴隷化」にすぎません。

 

社会に役立たない学問なんてありません。歴史は過去の意思決定の背景を知り、言語はアクセスできる情報、人に幅ができ、哲学はどう生きていくか導いてくれる。

 

だからこそ、知識欲には素直でいたい。時代が、社会が、と歯止めをかけるのではなく。

 

もう一度問います。

 

 

 

あなたは今何を勉強していますか、いや、何を勉強したいですか。

 

 

 

 

とふと福井県の恐竜博物館で思いながら展示を見てました。やっぱ恐竜は最高かよっ!!

 

 

 

 

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